子どもからの学びのセオリー

子どもは、大人未満なのか。

確かに、体の大きさは大人より小さい。

しかし、子どもの持つポテンシャルや、興味/関心/挑戦へのパワーは、大人をはるかにしのぐ。

子どもから学べ、気づかされることはたくさんある。

そんな気づきをまとめてみました。

したい事はすぐしてみる

したい事をすぐしてみる子どもたち。

そんな子どもたちを見習い、わたしはTwitterに挑戦した。以前より気になっていたが、ためらっていました。

勇気を出して、1つのツイートしてみると、、、

いろんな気づきを得られました。

・情報発信をする気持ちよさに気づく。

・次にしたいことが思いつき、連鎖していく。

・アウトプットすることは、自分の考えをまとめられる最良のインプット。

・一見、関係なさそうな別の悩みが解決する。もしくは紛れる。

・まずは1週間、毎日行動すると身になっていく。

興味があることを意識し、まず触れてみよう。

そうすれば、もっとおもしろいこと、したいことに出会え、人生が充実します。

一歩踏み出す、その歩幅は大きい

娘の絵のスキルの上達がめざましいです。

1週間前に描き出したマンガのイラストがみるみるうちにうまくなっていきます。

最初は試しに1枚描いてみただけ。

おもしろかったのか、その後はYouTubeのイラストの描き方を教えているチャンネルで毎日猛勉強。

どんどんうまくなる。

と、いうことは…

周りにいる、○○が得意なあの人たちも、最近始めたばかりなのかも。

一歩でも踏み出せば、他の人よりも得意なことができる。

0.5歩でも踏み出してみよう。

とにかく発言する大事さ

「パパ聞いて!」「ママ聞いて!」

感じたことや体験したことなど、すぐにでも話したい子どもたち。

話の内容や話し方を見て聞いて、私たちは子どもたちの関心ごとや感情がわかります。

関心ごとや感情がわかると、子どもたちへの接し方がわかります。

仕事でも、、、

会議や商談など、参加しているなら一言でも発言することは、とっっっても大事なことです。

なにも発言しなかったら、賛成かも反対かも、どのくらい話がつたわったのかもわかりません。

なにかしら、少しでも発言して、自分のことを周りに認識してもらいましょう。

だれがいようと、どんな議題だろうと、臆せず発言していきたいですね。

怒られても明るい、は魅力

子どもは、たとえ怒られたとしても、反省が終わればいつも通り明るく振る舞っています。

愛嬌と、心の強さを感じ、とても魅力的です。

かわいげを感じます。

仕事でも、、、

怒られても、すぐに明るく振る舞えることは強みです。

(ちゃんと反省はしましょう。)

すねたり、くよくよしていると、余計に怒られやすくなりますよね。

いつでも何があっても、明るく気丈に振る舞いたい。

レッテル貼りは要注意

「君は〇〇な人だね。」

これをレッテル貼りと言います。

言われた本人は、「ああ、わたしって○○なんだな」と思ってしまいます。

この瞬間、その人の人生は決まってしまいます。

人生を左右する、非常に強力な言葉です。レッテル貼り。

良い言葉でも、悪い言葉でも、ずっと言われた側は、覚えています。

思わず言ってはいけません。

悪意を持って言ってはいけません。

使うのであれば、ちゃんと意識して使う必要があります。

その一言で、

自信になったりコンプレックスになったり、

積極的になったり消極的になったりと、

今後、何か行動を起こすのに、大きく影響します。

注意する際に、もし使うのであれば、

君の″今の行動″は〇〇だね。

と、その人の行動に対して使いましょう。

あきらめ/ごまかし癖は食事から

『三つ子の魂、百まで。』

″小さいころに形成された性格は、百歳になっても変わらない″

ということわざです。

子どもを見ていると、食事への向き合いかたが、その子の性格を作る大きな要因となるのではないかと感じています。

特に、

「完食すること」と「困難にたちむかうこと」

は密接に関係しているように思えます。

たとえ苦手なことがあっても、なんとか達成するんだという気持ちを持つことは、食事を完食するためには必要です。

食べたいものだけ食べる、食べたくないものは食べない

食べたいときに食べる、食べたくないときは食べない 

が許されてしまえば、

やるべきだけど難しいものに当たったとき、やりたくないを押し通すようになります。

嘘、ごまかし、癇癪、暴力を使って。

しかもそのときはすぐに来ます。

保育園や幼稚園のおもちゃの貸し借り、学校への登校、学校の宿題などなど

食事に関していうと、

子供は…

苦手なものがあって嫌だな TV楽しいな なんか眠い気がする と中々食べようとしません。

一方親は…

決まった時間に食べさせたり、集中して早く食べさせたり、作った人に感謝をさせたりします。

協調 時間 集中 速さ 目的 感謝

仕事と同じですね。

ビシッと言ってもまたやる

「部屋片付けて!」「早く寝て!」

と子供に言っても、なかなか聞きません。

(自分は正しいことを言っているのに。なんで。)

と、思っているのは自分だけでした。

自分としては、今までの経験から、片付けも早寝も、正しいことだと判断しています。

しかし、子どもは同じ経験をしてきたわけではありません。

理由を言わずして、命令だけしても聞かないのは、私たちだって同じです。

従う意味がわからないからです。

仕事では、、、

部下に指示や指導するときも同じです。

部下は、今まで自分が生きてきて、正しいと思った価値観に従って、行動しています。

ちゃんと、自分が正しいと思った理由をそえる必要があります。

1回言ってもまたやる

子どもへの指示や指導を、しっかり理由を添えて伝えても、一向に寝ませんし、部屋もすぐまた散らかります。

(なんで!!?)

子どもからしたら、、、

嫌なものは嫌!目の前の楽しい事をしたい!

のです。

欲求はとっても強いものです。

仕事でも、、、

人の価値観は、そう簡単には変わりません。

100回でも1000回でも、繰り返し何度も伝えていきましょう。

子どもにちゃんと謝る勇気

子どもに、ふだんダメと言い聞かせていることを、自分もやってしまう時があります。

その時、子どもから指摘されると、プライドが邪魔をします。

仕事でも、同じです。

子どもや部下から、どう見えるのだろう。

失敗した自分を見下す?

いいえ。

謝ったら自分の威厳が消える?

いいえ。

実は

今後、自分が言う事は「全て嘘」と受け取られ、聞いてもらえなくなります。

謝るべきは謝りたいですね。

片付けを制するものは時間を制す

片づけは、一生続く、家事です。

我が家では、片付けから1日が始まります。

みなさまの、片付けや掃除を時短できる方法があれば、ぜひ教えてほしいです。

家が散らかっていると、心が落ち着きません。

「窓割れ理論」という理論があります。

汚いところでは、きれいな心やふるまいはできず、すさんでいきます。

・おもちゃ

・床掃除

・洗濯

・皿洗い

・お風呂

これらをこなすのに、毎朝2時間はかかっています。

この時間をなんとか削減し、自分のしたいことに時間をあてたいですね。

最後に

子どもは、体はちいさいので一見未熟に見えますが、中身はりっぱな人間です。

生まれたての赤ちゃんでさえも、笑顔が周りを幸せにし、自分の味方を作り守ってくれる手段と知っています。

興味あることをやってみたり、自分の気持ちを表現したり、社会人に求められることはすでに備わっています。

一方、なんとか自分のやりたいことをやろうとしたり、やりたくないことをやらないようにしたりと、あの手この手、言葉巧みに押し通そうとします。

その全力っぷりに、もはや関心します。

ママに「触っちゃだめだよ」と言われた、焼く前のハンバーグのタネをもってきて、「パパ、これは触っちゃダメなんだよ!」と言ってきたときは、やるなコイツと思いました。

触りたい欲求をかなえるために、注意するためにしかたなく触っているんだと正論づけたのです。

さらには、頭を洗うことや歯みがきをしたかどうかを聞くと、「洗ったよ!磨いたよ!」と、さらっと笑顔で言います。頭は臭いし、食べかすも歯に詰まっていながらです。

もうひとつエピソード

晩ごはんを食べている時、眠い眠いと言い、どうしても食べなかったので、じゃあもうしょうがないと完食を諦めました。しかし、ごちそうさまをしたとたん、ソファーに走っていって、ゲームをし始めたのです。

0.1秒後、私の怒号が飛びました。わら。

そんなように、嘘をつくときやごまかすとき、私の方針では、一喝します。

子どもながらに、こうすればうまくいく!と思ってやったことがうまくいかなかった時、次はそうするまい、違う方法はどうだろうかと反省をしていきます。

私たちはどうでしょう。

やりたいことに一歩踏み出しているでしょうか。

嘘やごまかしはしていないでしょうか。

反省や改善はしているでしょうか。

1人では生きていけないと自覚し、常に笑顔を絶やさないでいるでしょうか。

子どもは奴隷ではありません。

1人の人間であり、仲間であり、メンターであるのです。

子どもであっても尊重し、学んでいきましょう。

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