言葉がけのセオリー

今、

あなたが幸せかどうか、

自分に自信が持てているかどうか、

そして

あなたの周りに魅力的な人がいるかどうか、

あなたに生涯の、素敵なパートナーがいるかどうか、

それは「言葉」によって作り上げられています。

自分の言葉だけではなく、自分を取り巻く周りから発せられた言葉からもです。

家族、親戚、友達、会社の同僚、コミュニティ など、

”今を生きる人の言葉”

本、動画、インターネット記事、偉人の名言、ことわざ、慣用句 など、

”過去の人からの言葉”

言葉によって、

自分の心が、そして人生が

+になる

-になる

そんな「言葉がけ」について書いていきます。

↓↓惚れちゃう! +の言葉がけ↓↓

おはよう!

良好な人間関係をつくるのに、とても大切な声がけです。

機嫌良く「おはよう!」と言われたら

あ、この人は私を敵視していないな!と

安心します。

目と目が合いながら「おはよう!」と言われたものなら

これはもう好かれてるな!

とさえ思ってしまいます。

反対に、無言や不機嫌にあいさつされると、気分はもう最悪です。

ずっとモヤモヤし、その人とは一緒にいたくないです。

とても強烈な言葉がけです。

いつもありがとう

何かをした際に「ありがとう」と言われると

やってよかったな

自分のやってることは間違ってないんだな

と安心します。

そこに「”いつも”ありがとう」と言われれば

ああ、この人はちゃんと見てくれてるんだな

と嬉しくなります。

部下は、会社や上司の想いを叶えるために、日々動いてくれています。

パートナーは、家事を相手の分もやってくれています。

部下、パートナーに感謝していますか?

かっこいい かわいい

こう言われるのは嬉しいものです。

生物として認められたようで、生きる自信になります。

容姿だけではなく「かっこよさ」「かわいさ」は、以下に表れます。

・体型 服装 所作 発言 ← かっこよさ かわいさ

・挑戦 率先 経験 勇気 ← かっこよさ

・笑顔 承認 褒め 敬意 ← かわいさ

自分の「かっこよさ」「かわいさ」を伸ばすポイント

相手に「かっこいい」「かわいい」と言葉がけするポイントです。

結果、容姿 = 顔立ちの良さは、これらのポイントが磨かれて作られるのです。

さすが!

人生の結果は、”行動”で決まります。

そんな行動を賞賛し、より行動したいと思わせる素敵な言葉・・・「さすが!」

早く起きれた!

運動できた!

食事を抑えられた!

意見を言えた!

好きと言えた!

挑戦できた!

1分 1歩 1mmでも、前に進むにはとても気力が要ります。

そして、時にはその行動が正しかったのか、不安に感じています。

そんな相手を勇気づける言葉・・・「さすが!」

(性格や行動)が素敵だね

容姿だけではなく、性格や行動を褒めてもらえると、

普段のがんばりや気遣いが認められて、一段と嬉しいです。

いい性格やいい行動は、

とても気力が要るので疲れますし、搾取もされやすいので、

褒めてもらえると救われます。

周りには平常運転に見えますし、

行動する時も一瞬なので気づきにくいですが、

アンテナを張って気づき、しっかり言葉がけしたいですね。

大丈夫!任せろ!

これは言われたら惚れます。

とても漢気あふれる言葉です。

ポイントは”任せろ!”まで、しっかり言うことです。

悩みを引き受ける覚悟がないと、言えません。

相手が困ってる時は、何かを簡単には解決できない時です。

″大丈夫!″とだけ言われても、解決されるわけではないので、負担は減りません。

″任せろ!″まで言われたら、解決してくれるのだと、負担が減ることが期待できるので安心します。

困っていても仕事します。でも負担が重いのです。

そんな時に、″任せろ!″がほしい。

大変ですね

タスクがいくつもある時、

または難しい時、

とてもではないができる気がせず、

“大変だ”と漏らします。

そんな時、タスクを引き取ってくれないのなら、

こちらが求めない限り、一切助言は要りません。

一言「それは大変だね」と言ってくれれば、

それだけで心はスッとします。

その際に、

“何に困っていてできる気がしないのか”

を聞いてくれたら、とても嬉しいです。

<事例>

プレゼンの発表役となった人が「発表が苦手なんですよね。」と言いました。

その時私は「大変ですよね。」と言いつつ、どこが苦手かを聞くと、

「他の人と比べ、資料の補足説明ができない」とのこと。

それに対し

「資料は、へたに付け加えて読まずに、そのまま読んだ方が聞きやすい。補足は私がする。」

と伝えたところ、表情が明るくなり、無事プレゼンを終えることができました。

好き

恋愛でも、仕事でも、”最強の言葉がけ”です。

恥ずかしいですか?

もう呼吸をするように、言い慣れましょう。

例えば・・・

あなたの作る資料が好き

あなたの、仕事への姿勢が好き

あなたの気遣いが好き

あなたの話が好き

あなたの元気な笑顔が好き

そんなあなたが大好き

書いていて、自分も幸せになる言葉

“好き”

↓↓ストレス! -の言葉がけ↓↓

無理しないでね

あまり気軽に言われたくない言葉です。

だいたいは忙しい時に言われますが、

無理しなかったところで、タスクは減りません。

むしろ溜まります。

気軽に言われてしまうと、

“こっちの状況知ってる?代わりに減らして!”

と思ってしまいます。

“行動を制限する言葉”はとてもストレスを感じます。

親切心で言ったことはわかりますが、、、

要注意です。

〇〇したら?

これも気軽に言われたくない言葉です。

私は”無責任なアドバイス”と呼んでます。

大変な時というのは、様々な要因が重なって、大変になっています。

タスクの量 緊急度

能力 体調

家庭の事情 人間関係 etc

これらを差し置いて

さらっと「〇〇したら?」

いや、こっちは色々あるんです。

そう言われても簡単にはできないんです。

そして、やらないと「○○してって言ったじゃん!」とキレられる。

わかってるけどできないんです。

言うだけじゃなく助けて!

やらないとは言ってない

重めの依頼をする時に、よくこのように言う人がいました。

それまで、めんどくささを醸し出し、やりたくない理由を話した挙句、

「やらないとは言ってないけどさ。」

いややるんかい!断る流れじゃないんかい!

と思わずツッコミしたくなります。

とても惑わされます。

依頼した時は、

どうやるか、もしくは、断るか、

そこをはっきりさせたうえで会話したいです。

どう思う?(答えあり)

これは本当にやめてほしい。

聞かれた側のストレスは一気にマックスです。

さらには、質問の意図がわからずに質問をすると、

「質問に質問で返すな!」と制されます。

もう致命傷です。

私も子供に勉強を教える時に言ってしまい、痛感しました。

答えを先に教えて、それはなぜなのかを会話するのは良いです。

なぜか?

だいたいの答えが、絶対の正解ではなく、その人の価値観によるものだからです。

“相手次第の正解”を答えなければならないストレス

どう思う?と聞く前に、まず答えを示し、会話してほしい。

 ×な事例

上司: なぜこの商談が失敗したと思う?(レスが遅いからだよ)

自分: 顧客予算に合わず、満足いく提案ができなかったからです。

上司: 違う!レスが遅いからだよ!レスが早ければ信頼で予算はカバーできるんだよ!

自分: はい、気をつけます。(先に言ってくれー。あと違う気がするけど。)

 〇な事例

上司: この商談が失敗したのは、レスが遅いからと私は思うが、君はどう思う?

自分: はい、確かに予算に合わない商談とわかっており、二の足を踏んでました。

上司: なるほど。私の経験ではまずレスを早くすれば信頼関係ができ、高くても通してくれたことがあるよ。

自分: わかりました。(納得)

言ってる意味がわからない

報連相をする時、このように言われるとストレスです。

どの部分がどうわからないのか言ってもらわないと、補足ができません。

ちなみに、これは

“自分の考えと違い、あなたがなぜそのような伝え方をしたのか理解できない”

ということです。

さらに厄介なのが、

自分の考えと違う = 不正解 = 仕事のレベルが低い

とみなされることです。

あなたの考えはわかりません。

お互いの考えの違いを明確にしてから、会話してほしいです。

否定するな

上司に、指示や方針に対して、不明点や疑問点を確認していると、

“否定するな!”と制されます。

上司からすると、質問に答えられないと従ってくれない恐怖があるのでしょう。

そのために、これ以上聞かれないよう、制します。

ただこう言われてしまうと、

指示された側はこれ以上質問できず、

疑問や不安がある状態のままだと、

指示や方針を、正確に迅速に行うことができません。

結論は?!

これを言われると、報告がさらに苦手になります。

この人にとって、何が結論なんだろうか。

人によって、役職によって、どの情報も結論になりえます。

部下は、上司や社長の役割を知らないものです。

自分がどういうことが知りたいのか、どのような判断をしたいのか。

求める結論を常に示してほしいです。

自分がほしい情報を得られるかどうかは、自分が常に示しているかどうかです。

勝手にしろ

これ言う人、要注意です。

部下には今後、余計勝手にされます。

もしくは、逐一顔色を見られ、指示待ちな部下になります。

そして最悪なのが、「あ、この人は見放す人なんだな」とみなされ、失望されます。

上司は、なぜ「勝手にしろ」などと言うのか?

それは自分の指示や作ったしくみを守ってほしいんです。

部下は、なぜ勝手にやるのか?

それは、あなたが恐いし、話が長いので、少しの確認もしたくなくなるのです。

最後に

悩みのほとんどは人間関係だと言います。

その通りだと思います。

きっかけとしては

変なことを言ってしまい、ギクシャク

辛辣な、心無いことを言われ、苦手意識を持つ

などではないでしょうか。

たとえ、容姿の悩みやお金だったとしても、それを解決するのに、コミュニケーションは欠かせません。

そんな時、どんな言葉を使えばいい?

どんな言葉を使ったら相手とうまくいく?

あなたの幸せも、まわりの幸せも、素敵な言葉でつくっていきましょう。

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