夜の10時以降は、明日の時間を借りて使っている。
そんな概念的な話を書きたいと思います。
1日でできることやそれに使える時間は限られています。
夜更かしをすると、次の日は眠くて、ついつい寝てしまったり、100%の実力で仕事なり趣味なりができなかったりします。
つまり、夜の10時以降に起きていると、明日はその反動で眠くなり、その分次の日にできることができなくなるので、とてももったいないですよということです。
寝ることの大事さ
寝ることは大事です。
これは、マズローの5段階欲求のうち、第1段階の最も強い欲求の一つです。
この寝ることをおろそかにすると、死につながります。
体調が悪くなったり、精神を病んだりしてしまいます。
睡眠時間は人によりけりかと思いますが、まずは一度眠りに落ちて、夢を見て、頭の整理がされること、
そして、体を休めることが大事だと考えます。
パフォーマンスも、寝る前と寝た後では3倍の差があると言われています。
それは、1日に35,000回もの判断をしているため、脳がだんだん疲れてくるからです。
『1日の始まりは寝る時間から始まる』
まずは寝ましょう。すべてはそれからです。
早起きは人を幸せにする行動
「早起きは3文の得」という、素晴らしい言い表しをしたのは誰なのでしょう。
つまり、早起きすることは自分の利益になることだということです。
私はまさしくそのとおりだと実感しています。
まず、幸せというのは、選択肢が多く持て、自分の思い通りになることと学びました。
反対に、不幸せが、選択肢がなく、自分の思い通りにならないことと言い換えると、確かにと感じます。
例えば、寝坊です。
出社時間や顧客が動き出す時間は大体決まっており、朝はそれを基準に生活しています。
それまでの時間をいかに長く確保できるかは、仕事がうまく行くかどうかの大きな分かれ道でしょう。
寝坊すれば、できることは一つです。
急いで着替え、急いで電車に飛び乗り、急いで仕事に入る。その間、頭の中で言い訳ばかりを考える。
トラブルの対応力はゼロです。
家の鍵が見当たらなかったら?電車が遅延したら?会社に着いた瞬間クレームが入っていたら?
早く起きれば、できることは無限です。
家でゆっくり準備するのもあり、空いている電車に乗るのもあり、早く会社に着くのもあり。
頭の中では、今日もしくは今後の仕事への対策を考える。
完璧です。完全無欠です。
そして、この朝の成功・失敗が、昼・夜、そして明日・明後日・来週・来月に続いていきます。
失敗を断ち切る方法は?
早く起きて、時間を作ることです。
早く起きるには?
22時には寝てしまって、5時にはすっきり起きられるようにすることです。
7時間も寝れば、十分でしょう。
前日のインプットより、次の日のアウトプットができるようにする
1日で行うことの種類として、大きく分けるとインプットとアウトプットの2つになるかと思います。
インプットも大事ですが、それ以上にアウトプットが大事だと考えております。
22時以降で行っていることは、どういうものがあるでしょう。
本、SNS、ネット記事を読む。
YouTube、映画、ドラマを視聴する。
などなど、インプットが多いと思います。
インプット自体は悪いことではないのですが、22時以降にするなら、早く寝て、睡眠をとった方がよいと私は思っています。
翌日の数々のアウトプットに、眠くなることなく、時間を使えるためです。
仕事に、趣味に、情報発信など、自分のスキルを発揮しアウトプットすることは、時間と気力・体力を多く使います。
時間、気力、体力を確保するためです。
アウトプットに、睡眠時間を削り、費やしている人もいるかもしれませんが、睡眠不足の反動は必ず来ます。
毎日規則正しく寝ることは難しいと思いますが、体に支障をきたす以上、できる限り睡眠時間は確保しましょう。
睡眠不足 = 時間の借金
睡眠不足の反動は、次の日の活動時間や活動効率の減少につながります。
夜の1時間を使えば、その分、次の日の1時間を使っているということです。
今回の記事では、これを「時間の借金」と言い表しました。
借金には利息があります。
夜の1時間と、朝の1時間は3倍の活動効率の差があることを、改めて考えますと、
なんと、1時間当たり、利息200%です。
超法外な利息です。
借りない方がいいですよね。
夜の10時以降は、明日の時間を借りて使っている。
皆さんが、自分の魅力を十分に発揮し、アウトプットを生み、豊かな生活ができるようになってほしく、今回はこの記事を書きました。
時間の借金、ダメ、絶対!
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