お金を稼がないと生きていけない
『1日10分!あとは寝てるだけで月収1000万!あなたも億り人の仲間入り!』
なんて、都合良くお金を稼げる方法をご紹介できたらいいと思いますが、そのような方法は私にはありません。
生きるためにはお金を稼がなければいけません。
きれいな心が整っていても、健康な体を作れたとしても、自給自足はできません。
自分で食べるものを自分で育てられれば、自分だけで生きていけそうな気もしますが、そう簡単にはいきません。
土地は?水は?その育てる野菜は誰が開発したもの?
そう、誰かの助けが必ずかかわってきます。
食べ物だけではありません。
住むところも、着る服も、すべて誰かに作ってもらったものです。
誰かに何かをしてもらったら、同じくらい何かを与えなければなりません。
いわゆる物々交換です。
しかし、自分が作った野菜を誰かがいつでももらってくれる気がしません。
そこで生まれたのがお金です。
お金は便利で、誰でも欲しいと思えます。
お金と、自分が欲しいものを交換できます。
そのため、お金はいつでも手元にいくらか残しておかなければなりません。
そのために、稼ぐのです。
なにをしたらお金をもらえるのでしょう。
それは、さっきも言ったとおり、自分が作ったものやサービスと交換してもらうのです。
自分が作ったものやサービスを欲しいと思う人に提供し、その分のお金をもらう。
それがお金を稼ぐということです。
ほしいと思う人に提供することを仕事といいます。
仕事は大変 ~私の仕事の例~
ただ、、、仕事って大変ですよね。
私の仕事でいうと、私はサラリーマンで、企業や個人事業主にシステムを販売する営業です。
私の仕事は、会社のサービスを顧客に発信し、顧客にそのサービスを受けていただき、その対価をいただいています。
私の会社で行っているサービスは、顧客の業務をサポートするシステムの導入と、そのシステムを利用して困った時のヘルプデスクをしています。
私がこの仕事で大変と感じているところは、このシステム導入には数多くの人が関わるのですが、その人たちの調整をすることです。
システムを導入する顧客や、システムを導入する支援をするシステムエンジニア、発注や請求処理をしてもらう総務、そして上司など、規模によって5~10人で行います。
携わる方々の、システム導入に対する役割や作業内容を明確にし、顧客とシステムエンジニアの認識合わせの場を作り、成果物に過不足なく納期までに完了します。
人間は本当に千差万別、多種多様、老若男女と、誰一人として同じ人はいません。
同じ人でも昨日は元気でも今日は不調だったり、時々刻々と心の様子や体調が変わります。
言わずもがな、価値観も全く異なります。
価値観について興味深い話を聞いたことがありました。
「水」
この文字を見て、皆さんはどんなことを思われましたでしょうか。
「みずって読んだ」「漢字だ」「健康にいいよね」「昔おぼれて以来とても苦手」「いきなり何言ってんの」「なんて字かわからない」「自分の会社の商品で扱っている」「実験に必要な液体だ」
と、いろんな言葉や感情を思われたかと思います。
生まれてから今までの様々な経験が、その人の価値観を作っています。
生まれてから今まで1秒たりとも離れず周りから同じ対応をされていれば、その人の考えや性格や今の感情がわかるかもしれませんが、そのような訳にもいきません。
そのような様々な人生を歩んできた人たちとプロジェクトをすすめるということは、一人一人を理解しながら進める必要があります。
主な仕事の悩み
お前の次のセリフは『なんだか難しい話してる』(;´・ω・)と言う!
なんだか難しい話をしてる(;´・ω・)・・・:(;゙゚’ω゚’):ハッ?!
難しくてすみません。
いろんな人とお仕事するのは大変だなぁ、と言いたかっただけです。
ところで皆さんはどのような悩みをお持ちでしょうか。
仕事の悩みはほぼほぼ、「人間関係」と「自分のレベル以上の仕事を与えられること」と聞きます。
皆さんはどのように仕事の悩みを解決しているのでしょうか。
日々とても苦悩されていると思います。
このブログでは、その悩みを解決するセオリーをご紹介していきます。
お金の勉強
本来なら物々交換をしたいところを、それではうまく行かないので生まれたのがお金。
誰でもほしいとおもい、数字で価値を確定でき、腐らない。
とんでもない発明だと思います。
しかし、お金ではお腹は膨れない。雨はしのげない。裸を隠せない。
話し相手にはなってくれない。魔にも知識はつかない。
お金を、本来、欲しいものに変える必要があります。
食べ物、住居、身の安全、コミュニティの所属、自分のスキルとなる学びや実践
ただしこれらは無くなっていく。
また手に入れるためにはお金と交換しなければ、次のものが手に入らない。
エンドレス・無限・終わりなき旅
お腹が空かなければいいのに。暑さ寒さを感じず、病気にもならなければいいのに。
そういうわけにもいきません。
そのような流れがあることを理解することが必要です。
さらには、自分のものやサービスをお金と交換する時、または自分のお金を相手のものやサービスに交換する時、その交換する量が変わることも、必須のことです。
そして、「お金」も様々な種類があること。
国によって、硬貨や紙幣の種類が違います。
今では、オンライン上の通貨も生まれています。
硬貨や紙幣の形ではなく、物を、消費するためではなく交換するものとすること。
土地や金/プラチナ、株や債券などの金融商品ですね。
お金と金融商品を交換するために、金利や手数料という概念も生まれました。
自分が生きていくために欲するものと交換することから、交換するものと交換するものを交換するという流れが生まれ、なんだか宇宙の膨張のごとく、本来の中心である自給自足で生きること、から離れた位置で交換の対象物が変わり、複雑になっていきます。
もっとも良いものは、シンプルである、という名言もありますが、
しかし、自給自足自体が成り立たないので、そんな土台に成り立つ「交換」というのは、不安定なもので、つぎはぎしながらその様相は変わっていくのでしょう。
そんな不安定で複雑怪奇な交換システムを、例えばお金という側面から学んでいかないと、生きてはいけません。
他のSHOPとの関係
「お金を稼ぐ」ことは、仕事と交換を極めていくということですが、それには、心を整え、健康な体を作らないとままなりません。
そして、次のSHOP4「家族/仲間と過ごす」で、一緒に仕事をするには、お互いに交換するにはとつながっていきます。